春からの新生活の準備に追われている人も多いでしょうが、そのときに頭を悩ませてしまうのがゴミの問題です。
金沢市は全国的に見ても、ゴミを捨てるのにお金がかかってしまう傾向が強いように思われます。
通常の燃えるゴミの収集でさえ有料のゴミ袋を買わされるようになったのは記憶に新しいことでしょう。
旧居の片付けをしていれば、必ず粗大ゴミが出てしまうものですが、それらの始末方法はお決まりでしょうか。
今回、金沢市の皆さまにご紹介したいのが、家庭で出た粗大ゴミをまとめて捨てる方法です。
人によってはご存知かもしれませんが、まだまだ活用されていない情報でもありますので、この機会に、このような便利なゴミ処理方法があるのだと再確認いただければと思います。
金沢市内で一斉にゴミ処理を図る
自宅から生じるゴミはときに私たちの想像を超える量となってしまうことも少なくありません。
そのようなとき、ひとつひとつゴミ処理券を購入して貼り付け、粗大ゴミ捨て場へと運んで行くのはかなりの労力を要してしまいます。
そこでおススメなのが、戸室のゴミ埋め立てサービスを利用することです。
戸室のゴミ埋め立てサービスとは、車に自宅から出た粗大ゴミを積んで戸室山まで運んでいき、書類記入所で必要事項を記入し、現地で粗大ゴミを降ろしてくれば、それでゴミの始末が一斉完了する仕組みとなっています。
行きと帰りとで車ごと重量計に乗り、どれだけのゴミを搬入したのか計測して料金を払うようなシステムとなっているため、普段通りにゴミを捨てるよりはかなりお得にゴミを処分できます。
500kgまでは1400円となっているため、戸別収集よりずっとお得にゴミ処理ができてしまうので、是非とも利用したいサービスです。
その他、処理場へ自己搬入
鳴和台の東部環境エネルギーセンターへは、燃えるゴミを自己搬入することができます。
こちらは前日までに電話予約が必要となっており、20kgまでは220円、それを超えると10kgごとに110円かかります。
その場でゴミが誰の目にも付かず処分されていく様子を目の当たりにできるので、のび太クンにとって0点のテストを処分するのに最適なスポットとなるでしょう。
シュレッダーなしに重要な書類や人目に触れさせたくないモノを処分するにはピッタリです。
東部・西部管理センター、西部環境エネルギーセンターへは、あき缶、ペットボトル、あきびん、金属(大きいもの・重いものを除く)、小型家電類、容器包装プラスチック、蛍光灯、乾電池、古紙類、牛乳パック、古着、古布、除湿機、パソコンについて持ち込むことができます。
しかも、無料で持ち込むことができます。
受付時間が東部・西部管理センターであれば、土・日曜日の午前10時~午後4時、西部環境エネルギーセンターであれば、平日の午後1時~午後9時、土・日曜日の午前10時~午後9時といった具合に細かな設定がありますので、事前に電話で問い合わせてみることをおススメします。
まとめ
これまでご紹介してきた、金沢市のゴミ処理方法については、家庭から出たゴミのみ処分可能となっており、事業所から出たゴミは対応できないモノとされていますので、その点についてはご留意ください。
どこで誰が出したゴミなのかは自己申告制となっており、実際にどうなのかは判断できかねますが、金沢市全体として取り組んでいるだけにマナーとして順守すべきといえるでしょう。
特に戸室の埋め立て地では、担当者の監視のもとでゴミを降ろすこととなり、捨てられないモノについて市役所が絡む施設とは思えないほど容赦ない罵声が飛んできますので、双方ともに不快な想いをすることがないようにするためにも、マナーは守るよう心がけておきましょう。